【書籍紹介】平和で豊かな沖縄をもとめて――「復帰50年」沖縄の現実が問う環境・平和・自治」 益田総子氏推薦

2022年は「沖縄復帰50年」という節目にあたる。沖縄県民が「祖国復帰」に込めた願いは「基地のない平和で豊かな沖縄」の実現にあった。しかし、復帰から半世紀を経てなお、新基地建設や台湾有事に備える自衛隊と米軍の施設整備強化が進行している。それは、日本全体が直面する危機を告げている。

目次 1 復帰50年の沖縄の歴史・現状と課題 宮本憲一 2 軍事基地強化と環境問題 桜井国俊 3 沖縄県における安全な飲み水を目指して 砂川かおり4 沖縄における社会保障の拡充─現状と課題 石川満 5 なぜ沖縄に子どもたちの貧困は居座り続けたか 山野良一 6 憲法・地方自治法は国の理不尽な自治権侵害を許さない! 白藤博行 7 沖縄復帰50年と平和憲法 小林武 8 沖縄県経済の復帰後からのあゆみと今後の発展可能性についての考察 照屋義実 9 戦後沖縄の経済、雇用・労働 島袋隆志 10 基地押しつけ・地方自治破壊の財政措置に抗して 川瀬光義 資料 平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書

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