神奈川支部

神奈川支部の活動

日本科学者会議神奈川支部(JSAかながわ)の自己紹介

日本科学者会議(JSA)は日本の科学の自主的民主的発展、科学者の生活と権利・学問研究と思想の自由、科学における各分野の相互交流、科学の反社会的利用に反対し人類の進歩に役立たせるよう努力、科学者とくに青年の育成を目的としています。全国組織として日本学術会議の協力団体、文部省の登録団体となっていて、目的を実現するために、全国事務局を東京におき、機関誌『日本の科学者』を毎月発刊しています。また、全国的に毎年5月、6月に大会、2年に一度『総合学術研究集会』を開催し、分野別の研究会が独自に活動しています。JSAの特徴として、都道府県単位の組織が自主的に活動することを原則としているこがあります。会員の会費徴収、入会審査など組織活動は都道府県のJSAで行われています。

神奈川支部(JSAかながわ)の地域は大学も多く、歴史的に大企業があつまる京浜工業地帯をかかえることから企業の研究所、公的な研究機関もあります。現役の大学教員や研究者だけでなく、退職後も研究をつづける人、地方自治体の議員、職員、内科・歯科医師、など、さまざまな専門、知識をもっている会員が科学の普及と国民のための利用を目指して集まっています。この多彩な専門性と、上下関係のなく自由な雰囲気、学際的な交流ができるのが強みといえるでしょう。

神奈川支部では毎月、幹事会を開催し、『日本の科学者』にあわせ『支部通信』を発刊、毎年、研究交流集会、支部大会(記念講演)などを主催してきました。支部は、沖縄についで米軍基地が存在しノースドック(横浜港の米軍専用埠頭)では揚陸艦の部隊の配置が決まるなど、戦争への準備ともいえる事態がすすんでいます。地方自治では、市民の意向を無視した山下埠頭へのカジノ計画に反対し、中学校給食の実現などをかかげた市長を実現させる活動に参加しました。このように研究だけではなく、平和、民主、地方自治などで行動しています。

神奈川支部の定期大会は今年で60回をむかえます。現在、会員は約50人ですが、さまざまな科学に興味をもち、科学を市民のためのものにし、趣旨に賛同していただける方の入会なら、だれでも歓迎します。会費は月で支部200円、全国は『日本の科学者』の購読を含め700円の計900円、年間一括で10800円となっています。また、半額の特別会員制度もあります。

第59期役員 代表幹事 萩原伸次朗(アメリカ経済・政治)・後藤仁敏(地学・古生物)、幹事 惣田晃夫(微生物・廃棄物)、中野 広(水産・漁業)、益田総子(医師)、濱田盛久(火山・海洋)、飯岡ひろし(都市水道)

日本科学者会議神奈川支部事務局長
 飯岡ひろし

JSA 神奈川支部通信

講師紹介

講師の紹介

JSAかながわの会員には以下のような多彩な専門家がいます。また、学術会議問題やSDGsなどのお話しもできます。講演などをご希望の方は、神奈川支部事務局にご連絡をしてください。事務局では適切な分野などを調整して、本人の了解のうえ紹介します。なお、謝礼、交通費などの負担はお願いします(費用はご相談のうえで決定します)。

物理光学、生物物理、都市水道、農業経済、水産資源、市議、材料工学、国際金融、環境カンセラー、環境ネット、総合学習、古生物、憲法、教育、異業種交流、化学物質、気象(大気)、環境(火力発電)、自動車、環境工学、平和 哲学、社会、水産資源、アメリカ経済、火山(岩石)、現代史(戦争)、農学(獣医)、教育(公害)、小児医(漢方)、基礎獣医学、マスコミ、宇宙開発、哲学(倫理)、途上国経済、教育、海洋生物(資源)